エネルギー使用量の削減

Reduction in Energy Use

当社における取り組み

2050年における温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指し、事業活動に伴うCO2排出量(Scope1&2)を、2030年に50%削減(2013年度比)する目標を設定し取り組んでいます。
2022年度のエネルギー使用量に伴うCO2排出量は8,661t-CO2となり、2013年度比で30.5%削減しました。2013年度を100とした工場のCO2排出量原単位は74となりました。生産効率化の推進や省エネルギーに向けた工夫と改善に、なお一層活発に取り組みました。生産拠点では低炭素電力の導入を進め、非生産拠点も含めて絶電など継続して削減に取り組みました。
今後もエネルギー使用量削減に継続して取り組むとともに、Scope3の算出に伴い、サプライチェーン全体のCO2排出量の把握と削減に努めます。
なお、当社は地球温暖化の原因となるフロン類は、原材料としても、製造工程においても使用していません。

省エネルギー活動の事例

  • 生産設備の効率化
  • 製造条件の見直し
  • 保温倉庫の稼働時間、温度の見直し
  • 空調温度の適正化および効率向上
  • ボイラーの効率向上

▼CO2排出量推移 *1~*2 (国内)

CO2排出量(国内)推移 CO2排出量(国内)推移

海外関係会社における取り組み

2022年度のエネルギー使用量に伴うCO2排出量は37,476t-CO2となり、2013年度比で12.0%増加しました。また、2013年度を100としたCO2排出量原単位は81となりました。
各海外関係会社では、事業活動に伴うCO2排出量(Scope1&2)の削減目標を設定しました。各所在国が総量目標を掲げている場合は、それに準じて2013年度比における2030年度の目標を設定し、そうでない場合には生産量原単位で前年度比1%以上削減を目標に設定しました。今後、目標達成に向け削減活動に取り組みます。

▼CO2排出量推移 *1~*2(海外)

CO2排出量(海外)推移 CO2排出量(海外)推移

再生可能エネルギー

滋賀工場の太陽光発電所では、敷地西側にある第一発電所と倉庫棟屋上にある第二発電所を合わせ、年間約200万kWh(一般家庭 約550世帯分の使用量に相当)を発電し、FIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買収制度)を利用しています。東京工場では一部で太陽光発電電力を利用しています。今後も再生可能エネルギーの有効利用を目的にさらなる利用を検討します。

滋賀工場 第一発電所
滋賀工場 第一発電所
東京工場 太陽光発電
東京工場 太陽光発電