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環境・品質・安全衛生への取り組み

TPM活動

サカタインクスはTPM活動を通じて、『革新的な技術力と体質化により、お客様に感動を与え、21世紀に勝ち続ける工場』を目指しています。

TPMとは

日本プラントメンテナンス協会

TPM(Total Productive Maintenance「全員参加の生産保全」)とは、日本プラントメンテナンス協会によって1971年に提唱され、

  1. 生産システム効率化の極限追求(総合的効率化)をする企業体質づくりを目標にして
  2. 生産システムのライフサイクル全体を対象とした“災害ゼロ・不良ゼロ・故障ゼロ”など
  3. あらゆるロスを未然防止する仕組みを現場現物で構築し、
  4. 生産部門をはじめ、開発・営業・管理などのあらゆる部門にわたって
  5. トップから第一線従業員にいたるまで全員が参加し、重複小集団活動により、ロス・ゼロを達成すること

と定義されています。(出典:日本プラントメンテナンス協会)
そして、現在のTPMは、Total Productive Management「全員参加の生産経営」へと進化しています。

導入の背景

競争の激しい事業環境の中で生き残り、更なる発展を遂げるためには、変化に対して柔軟に対応できる強靭な企業体質を作ることが重要です。
そのためには、市場のニーズに応えた製品を開発・上市するとともに、生産効率の向上を図ることが必須条件です。
これらを実現するには、生産基盤の強化と人財育成が最重要課題と判断し、1998年4月に「TPM活動」の取り組みを開始しました。

活動内容

5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底に始まり、「安全で快適な働きがいのある職場」の実現を目指します。
そのための代表的活動は、スキルアップ訓練をベースとした設備異常の発見、さまざまな分析手法を用いた品質不良の未然防止や生産効率を上げるための改善を行っていきます。
このように、TPM活動の内容は多岐にわたるため、成果が出るまでには時間がかかります。入念に計画を立て、成果を確認しながら、着実に進めていきます。
そして、当社の生産方式のあるべき姿として、SDPS(サカタインクス・ダイレクト・プロダクション・システム)の確立を目標としています。

活動経緯と成果

【パートⅠ活動】: 1998年~2004年(TPM優秀賞 受賞)

TPM受賞審査

『業界に誇れる工場』を目指す姿に定め、活動を展開しました。

  • 重点課題は、『魅力ある商品開発』『ダイレクト生産ラインづくり』『創造性豊かな人づくり』『人にやさしい職場づくり』
  • 推進組織は、工場TPM推進委員会をトップにサークルまでの重複小集団組織で構成
  • 活動は、『個別改善』『自主保全』『計画保全』『品質保全』『製品初期管理』『設備初期管理』『教育訓練』『管理間接』『安全衛生環境』で実施
  • 活動内容は、『生産性(P)』『品質(Q)』『コスト(C)』『納期(D)』『安全(S)』『環境(E)』『モラル(M)』の指標値で評価

【パートⅡ 1st Stage活動】: 2005年~2010年(TPM優秀継続賞 受賞) 

TPM特別賞

『QCD業界日本No1工場』を目指す姿に定めた活動を展開しました。

  • 重点課題は、『創造的商品開発』『革新的生産方式』『グローバルに活躍する人財』『人にやさしい環境』
  • 活動の特徴は、当社独自のスルーネック分析を全面展開し、レス化技術課題の克服に取り組む革新的活動

【パートⅡ 2nd Stage活動】: 2010年~2012年(TPM特別賞 受賞)

『QCD業界世界No1工場』を目指す姿に定めた活動を展開しました。

  • 重点課題は、『マネジメントシステムの構築』『革新的生産方式の実現』『ワールドワイドに活躍する人財』
  • マネジメントシステムは、3つの基盤(企業体質・改善体質・維持体質の強化)と2つの条件(人財育成・診断システム)で構成し、永続的に展開できる仕組みを構築
  • 革新的生産方式では、「製造工程」の最高効率化と「ダイレクトイン・アウト」における物と情報の一元管理を構築中
  • 人財育成では、「自主管理できる人財」から「ワールドワイドに活躍する人財」の増加

【パートⅢ活動】: 2013年~(活動中) 

【これまでの成果】

TPM活動の見学会
  • 労働生産性の向上、設備故障件数の減少、クレーム件数の減少、製造リードタイムの短縮、休業不休業災害の発生防止、CO2排出量原単位の削減、廃棄物リサイクル割合の向上
  • 機械保全技能士・自主保全士資格は、全対象人員の99%が取得するとともに、変動に強い生産体制に対応できる人財の増加
  • 「得意先」や「TPM活動企業」の工場見学の増加、「家族を招待した工場見学会」を定期的に開催

海外展開

タイでのTPMキックオフ

国内工場で成果を上げているTPM活動を、海外の事業所にも効率的に展開すべく、2005年に北米のエドワーズビル工場をモデルとして導入を開始しました。
また、2011年からは北米5工場に水平展開を行うとともに、成長著しいアジア地域でも相次いでTPM活動を展開しています。

2005年 米国INXにて、エドワーズビル工場がTPM活動を開始(2010年に優秀賞を受賞)
2011年 米国INXにて、TPM活動をほかの5工場に水平展開開始
2012年 中国広東省茂名工場にて、TPM活動開始
2013年 インド、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムにて、TPM活動開始

※TPMの商標、ロゴマークは、日本およびその他の国における公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標または商標です。