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海外現地法人管理

グローバル企業の一員として
さまざまな人の間に立ちたい。

グループ経営企画本部 国際部
アシスタントマネージャー

Y.Y

2009年入社
神戸大学大学院 理学研究科 卒
化学専攻

入社の理由

穏やかな社風に、安心感。

グローバルなインキメーカーであること、出身地に近い大阪近郊に研究所があることが興味を持ったきっかけでした。説明会に参加すると、社員の方の穏やかな雰囲気が印象的で、「ここなら長く続けられる」と感じて入社を決めました。

キャリア転換

研究部門から、海外法人のサポート部門へ。

研究職として入社し、新規テーマの開発チームに所属。7年間にわたって海外のパートナーとともに新製品の開発に携わりましたが、2016年に国際部に異動しました。現在は、欧米や東南アジアの現地法人のサポートを行っています。
いずれは英語を活かせる仕事をしたかったし、開発研究部門での経験を違う形でも活かしたかったので、異動が叶ってラッキーでした。

現在の仕事

海外法人に関わる業務の、すべてをサポート。

現地法人の業績アップのための施策を検討したり、新しい工場を建設する際のサポートを行ったり、海外での展示会の準備をしたり、輸出入業務を担当したり。海外からゲストが来るときには、日本の観光をアテンドすることもあります。海外の法人に関することは何にでも関わるので、業務は非常に幅広いです。
研究職時代は、仕事では何らかの結果を出すことが求められていました。しかしこのサポート部門では、いかに人とコミュニケーションをとっていくか、その内容が最も大事。現地スタッフとのメールや電話のやりとりも、相手の考え方や国柄に合わせて丁寧に行うようにしています。さまざまな立場の人たちの間に立つことが多く、難しさを実感しています。

私のベストプロジェクト

海外スタッフを日本に招いて研修を実施。

各海外法人では現地の研究者や技術者が多く働いていますが、日本のレベルには及ばないところが多く、当社から駐在するテクニカルアドバイザーに頼っていることが現実でした。そこで立ち上げたのが、現地法人の技術者を日本に招いて研修を行うプロジェクト。かつて7年間在籍した研究部門の協力を得てプログラムを構築し、現地法人の将来を担う人材に幅広い勉強をしてもらえる環境を整えました。各国から人材を迎えるにあたっては、言葉、宗教、仕事に対する考え方が違うことなど、さまざまな課題がありましたが、結果としては大成功だと思っています。私が心がけたことは、プログラムの内容が、ただの日本流の押しつけにならないようにすること。彼らが日本流を学んだ上で、さらに現地のニーズをとらえたオリジナルの発想ができるように働きかけをしています。

今後の目標

海外に関わる仕事をさらに広げていきたい。

海外での売上比率がすでに半分以上を占めている当社ですが、国内の社員たちももっと海外に積極的にかかわれるようになればいい、と感じています。当社のインキは環境対応型の製品も多い上に高品質なので、今後は各国の企業からのニーズも増え、技術交流が盛んになっていくでしょう。社員たちにも幅広い視野を持つことが求められていく将来、私はその橋渡し役を務めていきたいと思っています。

人生カラー

ひとつの物事や考え方にこだわりすぎず、広い視野を持ちたい、という気持ちから選びました。国内外のさまざまな人の立場に対し、理解に努めつつも寄り添いすぎないよう、ニュートラルな立場からサポートを行い、みんなで前に進んでいきたいです。

学生へのメッセージ

就職活動をしていると、自分が何がしたいのかが分からなくなったり、自分のアピールポイントが分からなくなることもあるでしょう。でも、あなたの個性をユニークだと感じ、受け入れてくれる会社は必ずあります。悩み、迷う時期もありますが、その中から出した答えは、自分にとって納得のいくものであるはず。その答えが、サカタインクスであることを期待しています。

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