製商品 サステナビリティ

100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用したボタニカルインキを展開

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サカタインクス株式会社(代表取締役 社長執行役員 上野吉昭)は、当社の独自ブランドとして展開するボタニカルインキシリーズにおいて、100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用した グラビアインキを展開することといたしました。
 

フィルムパッケージなどの印刷に使われるグラビアインキは、顔料、樹脂、溶剤、添加剤などで構成されていますが、使用される主要溶剤のひとつとして「酢酸エチル」があります。従来は主に石化由来の酢酸エチルが一般的ですが、当社はこのたび「植物由来100%の材料から作られた酢酸エチル」を、グラビアインキにおけるボタニカルインキシリーズの一部に採用することといたしました。
 

ボタニカルインキシリーズとは、当社が独自に展開する環境配慮型インキのブランドで、インキの固形分中(樹脂や添加剤など)に10%以上の植物由来成分を使用したインキです。そこで、溶剤にも100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用することにより、さらに環境へ配慮したインキとして展開することといたしました。
印刷の乾燥工程において、インキ中の酢酸エチルが蒸発し、燃焼装置によって処理されますが、その際に二酸化炭素(CO2)が発生します。そこで100%バイオマス由来の酢酸エチルを含むボタニカルインキを使用することで、カーボンニュートラルの観点から、二酸化炭素(CO2)の削減が期待できます。
 

今後も、100%バイオマス由来の酢酸エチルを使用した製品を増やすとともに、さまざまな取り組みとあわせて、当社が目標として掲げる「2030年の温室効果ガス排出量50%削減」達成を目指してまいります。
 

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