#環境配慮 #SDGs

サーキュラーエコノミーの取り組み

サカタインクス

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サカタインクスグループでは、ESG経営の一環として、事業活動を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。製造・事業活動の過程で発生する廃棄物についても、単に処理するだけでなく、資源として再び活用する可能性に着目しています。
サーキュラーエコノミーの実現には、廃棄物の種類ごとに回収方法、処理方法、再資源化後の活用先を検討する必要があります。そのため当社グループでは、自社の事業所やグループ会社で発生する廃棄物を起点に、パートナー企業と連携しながら循環モデルの構築を進めています。
2024年の取り組みで得た知見をもとに、2025年以降は、印刷業界における循環型社会の実現に向けた取り組みへと広げています。できることから実証を重ね、素材ごとの課題に応じた仕組みづくりを進めていきます。

廃棄物を“次の資源”へ。現場から始める資源循環

当社グループでは、事業活動の中で発生する廃棄物を、単に処理するものではなく、資源として再び活用できるものと捉えています。
サーキュラーエコノミーの実現には、一足飛びの変革ではなく、素材ごとの課題に応じた実証と仕組みづくりが欠かせません。
まずは自社の事業所やグループ会社で発生する廃棄物を起点に、回収・処理・再資源化の可能性を検証し、パートナー企業と連携しながら取り組みを進めています。

サーキュラーエコノミーの全体像 サーキュラーエコノミーの全体像

金属スクラップを、再び鉄鋼資源へ

当社の工場などで発生するドラム缶、石油缶、コンテナ、廃却設備などを対象に、パートナー企業と連携したリサイクルを進めています。
分別・回収・再資源化の仕組みを整えることで、廃棄物として処理されていたものを金属資源として再び活用することを目指しています。

金属スクラップのリサイクル 金属スクラップのリサイクル

廃インキを、石炭代替燃料へ

当社大阪工場で発生する廃グラビアインキを、液状産業廃棄物のリサイクル技術を持つパートナー企業が回収・処理し、セメント会社の製造設備用の石炭代替燃料として利用する実証を進めています。
廃棄物削減に加え、化石燃料代替という観点からも可能性を検証しています。

廃インキのリサイクル 廃インキのリサイクル

PET廃材を、サイン&ディスプレイ領域の資源へ

当社のグループ会社であるサカタラボステーション㈱、サカタケムテック㈱、梱包材料のリサイクル専門商社と協業し、サイン&ディスプレイの加工工程で発生するPET廃材の再利用化に取り組んでいます。
製作・加工段階で発生する端材を回収し、再資源化することで、同領域における資源循環の輪を広げていきます。

PET廃材のリサイクル PET廃材のリサイクル

木製パレットを、木質バイオマス資源へ

当社滋賀工場で発生する不要となった木製パレットをパートナー企業が回収し、木材チップ化したうえで、紙製品、建築用ボード、木質バイオマス発電燃料として活用する実証を進めています。
地域企業との連携を通じて、資源循環と地域産業の活性化を同時に目指す取り組みです。

木製パレットのリサイクル 木製パレットのリサイクル

オフィス什器を、移転時の廃棄物から資源へ

事務所移転等に伴って発生するデスク、椅子、パーテーション、OA機器、キャビネット、照明設備などを対象に、パートナー企業と連携して分別・回収・再資源化を進めています。
印刷関連の素材に限らず、事業活動に伴って発生する廃棄物も資源として活かす取り組みです。

オフィス什器のリサイクル オフィス什器のリサイクル

廃シリンダーを、再資源化の新たな対象へ

パッケージなどの印刷に用いられる鉄製の印刷版「グラビア版シリンダー」をパートナー企業と連携し、廃シリンダーなどを鉄として再資源化する取り組みを開始しています。
将来的にはシリンダーとしての再利用も視野に入れ、印刷業界が抱える過剰在庫や廃棄課題の解決につなげることを目指しています。

グラビア印刷用シリンダーの再資源化 グラビア印刷用シリンダーの再資源化

パートナーとともに、循環の輪を業界へ

これらの取り組みに共通するのは、廃棄物を減らすだけでなく、回収したものの「次の使い道」まで設計することです。
回収、処理、再資源化、活用先までを素材ごとに検討することで、循環が継続する仕組みづくりを進めています。
サーキュラーエコノミーは、自社だけで完結できるものではありません。当社グループは、リサイクルパートナーや活動の意義に賛同いただいたパートナーとの連携を通じて、対象素材の拡大や、印刷業界における資源循環の仕組みづくりを進めていきます。
一つひとつの実証で得た知見を積み重ねることで、より実効性のある循環モデルの構築を目指します。