サステナビリティ

「サカタの森」が環境省の自然共生サイトに認定

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サカタインクス株式会社(代表取締役 社長執行役員 上野 吉昭)の滋賀工場(所在地:滋賀県米原市)敷地内の緑地「サカタの森」が、生物多様性の保全が図られている区域として環境省より「自然共生サイト※1」に認定されました。
 

サカタの森 サカタの森

サカタの森

2014年の工場操業時に造成したサカタの森では、「馴染みのある風景の創出」をコンセプトに、地域植栽に考慮した樹種を選定し緑地環境の整備を行ってきました。琵琶湖や伊吹山などの豊かな自然に囲まれた地で、それらをつなぐ生態系ネットワークの形成に寄与する緑地や水辺を提供し、地域全体の生物多様性保全に貢献しています。今回、認定項目である「生物多様性の価値に関する基準」のうち、以下の3つの場としての価値が認められました。

 
  • 生態系サービスの提供の場であって、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場
  • 希少な動植物種が生息生育している場あるいは生息生育している可能性が高い場
  • 越冬、休息、繁殖、採餌、移動(渡り)など、動物の生活史にとって重要な場

今後もサカタの森の維持管理活動を通した生物多様性の保全・再生に努めるとともに、グループ全体において、サステナビリティに関する取り組みをより一層推進してまいります。

※1 自然共生サイト: 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標である「30by30」の実現に向けて、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を環境省が認定する制度。令和5年度より認定を開始し、前期には122カ所(35都道府県)、後期には63カ所(30都道府県)が認定された。認定区域は、保護地域との重複を除き、OECM※2として国際データベースに登録される。
※2 OECM (Other Effective area-based Conservation Measures):保護地域以外で里地里山や企業林、社寺林などのように、地域、企業、団体によって生物多様性の保全が図られている土地のこと。

  サカタの森で確認された動植物

カワヂシャ
カワヂシャ
(環境省レッドリスト NT: 準絶滅危惧種、
レッドデータブック近畿2021 準絶滅危惧種)
ナツアカネ
ナツアカネ
(滋賀県レッドデータブック その他重要種)
メジロ
メジロ (餌運びの様子)

 ▮ 詳細は 生物多様性の保全ページ をご参照ください

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