
サカタインクスグループは「2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に参加しました!
出展案内
出展内容

印刷業界における廃棄物の再資源化に向けた取り組み
サカタインクスグループは、2024年より協力会社と連携しながら、印刷業界で排出されるインキや溶剤、金属、フィルム、オフィス機器など様々な廃棄物を再資源化させるという取り組みを行っています。
今回は、その取り組みの中から金属スクラップのリサイクルについての展示を行いました。当社の工場で発生する運搬用のドラム缶や石油缶、コンテナなどの金属容器や、使用しなくなった生産設備は、従来であれば廃棄物として処理されていました。これらを鉄の専門商社であるエムエム建材株式会社をはじめとしたパートナー企業と連携し、リサイクルによって新たな資源へと再生させています。

食品残渣を使用したインキによる再資源化の取り組み
食品や飲料等を製造する際に発生してしまう残渣物をインキ材料の一部として使用し、パッケージ印刷に再利用するという取り組みを展示しました。
この取り組みにより、残渣の削減とCO2排出量の低減に貢献する、環境に配慮したインキ・パッケージを目指すことができると考えています。

当日は季節外れの30度を超える暑さの中、多くの方々に当社ブースへお立ち寄りいただきました。
今回の出展を通じて、印刷業界以外の皆様にも当社の存在を知っていただくとともに、環境に配慮したサーキュラーエコノミーへの取り組みについてご理解を深めていただく、貴重な機会となりました。
また、普段接する機会の少ない一般の方々とのコミュニケーションを通じて得られた新たな視点は、今後の事業活動に活かしてまいります。
ご来場いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。


ご参考:当社が取り組むサーキュラーエコノミーの主な取り組み
- 使用済みの容器や老朽化し廃却となった生産設備を回収し、建設鋼材へリサイクル
- 廃インキを燃料化し、セメント製造用の石炭代替燃料として活用
- サイン&ディスプレイ業界で発生するPET廃材を回収・再生
- 当社の工場で発生している廃木製パレットを回収し、紙製品や建築用ボードとしてのリサイクルや木質バイオマス発電所の燃料として利用
- 大阪本社移転に伴い発生したデスク・椅子・OA機器などを分別・再資源化
- 不要となった鉄製シリンダーを再資源化し、過剰在庫問題や埋立処理の課題を解決