廃棄物の削減

Reduction of Waste

工場における取り組み

工場では、事業活動に伴って発生する廃棄物の事業所外への排出量をできる限り抑制するとともに、再使用やリサイクル (再資源化) を推進し、処分量 (非再資源化廃棄物) の削減に取り組んでいます。
2022年度は廃インキ・廃溶剤、汚泥、廃プラスチック類などを削減し、総排出量は1,802tと前年度の1,872tから3.7%削減しました。リサイクル率は99.8% (マテリアルリサイクル47.0%、熱回収分52.8%) となり、国内4工場 (東京・大阪・滋賀・羽生) でリサイクル率99.5%以上 (ゼロエミッション) を達成しました。
今後も、廃棄物分別を推進しゼロエミッションを継続していくとともに、2023年度から目標を設定した廃プラスチック排出量の削減に対しても取り組みます。

廃棄物削減活動の事例

  • 原材料サプライヤーと協働し、以下のような取り組みを行っています。
  •  使用済ドラム缶などのリユース
  •  購入原材料の荷姿変更・通い容器化 (缶 ⇒ ドラム缶 ⇒ コンテナー)
  • 得意先と協業し、使用済コンテナ・ドラム缶などのリユースに取り組んでいます。
  • 溶剤リサイクルメーカーと協働し、廃溶剤の回収に取り組んでいます。

▼廃棄物排出量とリサイクル率 (国内)

廃棄物排出量とリサイクル率 廃棄物排出量とリサイクル率

▼全廃棄物の排出内訳 (国内)

全廃棄物の排出内訳 全廃棄物の排出内訳

非生産拠点における取り組み

2022年度における本社(大阪・東京)のリサイクル率は、99.2%(マテリアルリサイクル88.2%、熱回収分11.0%)でした。この活動を始めるにあたり、まず廃棄物処理の状況を調べ、分別ボックスを各フロアーに設置し、その後、ミーティングや分別状況調査の実施、ビル管理会社との協力体制の再構築、環境型シュレッダーの導入、分別ルールの変更などを行いました。今後も、リサイクル率向上を目指し活動を継続します。

▼本社のリサイクル率 (国内)

本社のリサイクル率 本社のリサイクル率

海外関係会社における取り組み

海外関係会社の生産拠点では、ISO14001認証取得を推進し、廃棄物処理の適正管理などに努めています。
2022年度は廃容器、廃プラスチック類などが増加し、事業所外への排出量は8,407tと前年度の8,087tから4.0%増加しました。

▼廃棄物排出量推移 (海外工場)

廃棄物排出量推移(工場) 廃棄物排出量推移(工場)