組織の原動力は「人」であり、社員の多様な文化や規範、スキル、経験、価値観などをお互いに認め合い、活かすこと、そして、どのような状況においても活躍できる環境が重要と考えています。社員の力を最大限に活かし、新たな発想や価値を生み出すことができるよう、さまざまな取り組みを実施しています。
DEIBの推進とジェンダーイクオリティ
2022年にDEIBの推進担当を設置し、男女における格差の解消と女性のさらなる活躍推進に向け、女性の積極的な登用やキャリアを形成しながら働き続けられる職場環境の整備を進めています。長期ビジョンに掲げている「2030年に国内女性管理職比率15%以上」の達成に向けた基盤づくりとして、2023年に女性管理職をリーダーとした女性間のネットワークを立ち上げました。また、女性社員とDEIB推進担当者との個別面談や、社長や女性社外取締役などとの座談会なども行い、現状把握と改善に取り組むことで、女性の採用数と指導的地位として働く女性を増やすための施策を推進しています。
女性社員の活躍推進
一般事業主行動計画(女性活躍推進法)
男女ともに安心して⾧く勤められる職場環境を作るため、次の行動計画を策定する。
1. 計画期間
2024年1月1日 ~ 2025年12月31日までの2年間
2. 内容
目標1
管理職(社内呼称:マネージャー以上)に占める女性社員の割合を6.0%以上にする。
<期間>
2024年1月以降
<取組内容>
- 女性管理職候補へのリーダーシップ研修等の継続実施
- タレントマネジメントシステムを導入し、女性管理職候補がキャリアを築くため上司からのサポートを強化
- 昇進を希望する社員を増やすためにロールモデルの構築、提示
目標2
採用者に占める女性の比率を30%以上にする。
<期間>
2024年1月以降
<取組内容>
- 女性がより働きやすい環境の整備や制度の拡充
- 採用計画において「ジェンダーイクオリティ」の観点を含み、女性の採用を広く実施
- 多様な人材を採用するため女性向け採用セミナーの継続実施
2024年1月1日
「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証取得
当社は、2017年から継続して「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証を取得しています。サステナブルな社会の実現に貢献するため、性別にかかわらず社員一人ひとりがライフとワークの充実が図れ、働きやすく働きがいのある企業を目指しています。
大阪市では、法令の遵守にとどまらず、「意欲のある女性が活躍し続けられる組織づくり」、「仕事と生活の両立支援」などについて積極的に推進する企業を一定の基準に従って認証し、女性の活躍促進に向け社会全体で取り組んでいくことを目指し、認証事業を実施しています。
当社は、ノー残業デーの実施や年休取得率の向上などの仕事と生活の両立に向けた取り組みや、女性社員数や女性係長職の増加などが認められ、今回の認証取得となりました。
大阪市女性活躍推進ポータルサイト
障がい者雇用
障がい者の方が、その能力を十分に発揮し、自立した社会生活を営めるような社会の実現に貢献するため、障がい者雇用を推進しています。
再雇用制度
60歳の定年後も引き続き勤務を希望する社員を対象に、これまでの経験や専門性を発揮し、活躍を続けてもらうために、原則として65歳までの再雇用制度を導入しています。
中途採用比率 (労働施策総合推進法に基づく)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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正規雇用労働者の中途採用比率 | 29% | 26% | 42% |