サカタインクスグループ　
倫理行動基準

• 社会・地域に対して
• 株主・顧客・仕入先に対して
• 社員相互間において
• 附 則

社会・地域に対して

法規範の遵守

国内外の法令を遵守することはもとより、社会規範、企業倫理に則り、公正で誠実な企業活動を常に心がけます。

寄付行為・政治献金規制

政治献金や各種団体等への寄付等を行う際には、適用されるすべての関係法令を遵守し、その必要性・妥当性を十分に考慮の上、適切に行います。

反社会勢力との関係断絶

暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人（以下「反社会的勢力」といいます）や不当な圧力に対しては、安易に屈することなく、毅然として対応します。また、反社会的勢力から不当な要求を決して受け入れず、これを排除します。

地域社会との共生

国内外を問わず、ひろく地域社会との調和と共生を図るべく、地域の文化・慣習を尊重すると共に、良き企業市民として地域社会に貢献する活動に取り組みます。

環境保全・保護

地球環境の保護を重要経営課題と認識し、企業活動において、環境に配慮した取り組みを継続的に推進します。

安全保障輸出管理

すべての輸出取引（輸出を前提とした国内販売も含みます）に関して、適用されるすべての輸出管理関連法規を遵守するために、輸出仕向国、用途、エンドユーザー等の情報を可能な限り収集した上で、適切な管理を徹底します。

株主・顧客・仕入先に対して

株主としての誇り

健全な企業活動を通じて、持続的な企業価値の向上と適正かつ安定的な利益還元を実現することにより、株主としての誇りを提供します。

経営情報の開示

経営の透明性を高めるべく、会社の財務内容を含む企業活動状況等の経営情報を適切かつタイムリーに開示します。

インサイダー取引の禁止

業務上知り得た当社や取引先等のインサイダー情報を利用して不正に利益を得る等、証券市場の健全性・公正性を阻害する行為を行いません。

公正かつ自由な競争の維持・促進

• すべての取引先との間で、適用されるすべての競争関連法規（日本の不正競争防止法、独占禁止法を含みますがこれらに限定されません）を遵守した、自由な競争原理に基づく公正な取引を励行します。
• 同業者間や業界団体で、価格、数量、取引先等について自由な競争の制限につながるような申し合わせ（カルテル）を行いません。
• 優越的な地位を濫用したり、販売先に対し競争品の取り扱いを不当に制限したりする等、不公正な取引方法となるような行為を行いません。

仕入先との適正取引

仕入先を選定する場合には、品質、価格、納期、安定供給能力、技術開発力および情報力等諸条件を公正かつ公平に比較、評価し、最適な取引先を決定します。

不正競争の禁止

• いかなる理由があっても、第三者の秘密情報を不正な手段により取得せず、また不正な利益を得る目的もしくは第三者に損害を与える目的で使用しません。
• 虚偽や根拠のない情報により同業者やその製品等を誹謗・中傷して、その名誉や営業上の信用を傷つけるような行為を行いません。

接待・贈答

• 適用されるすべての関係法令を遵守し、公務員またはこれに準ずる者に対して社会通念を超えた接待・贈答を行いません。
• 接待・贈答の授受は、あくまで社会的常識の範囲内とします。

安全性の確保

• 製品・サービスの開発、製造、販売等を行うにあたっては、より高度な安全性の確保を目指します。
• 製品・サービスの安全性・品質に関する情報を入手した場合、直ちに事実関係を確認します。また、問題があることが判明した場合には、迅速かつ適切な対応をとります。

社員相互間において

人権の尊重

• 国籍、人種、信条、宗教、性別、身体の障害、その他の理由による不当な差別を行いません。
• 相手に不快感を与える性的な言動、暴力、誹謗・中傷、威迫による業務の強制、いじめ、および妊娠、出産、育児休業、介護休業に関する否定的な言動等によるハラスメント行為は行いません。

職場の安全衛生、労働環境の整備

• 業務上の安全・衛生に関する社内規程を遵守し、安全で衛生的な職場環境の整備に努めます。
• 万一、災害等が発生した場合は、被害を最小限に食い止め、また、再発を防止するため、所定の手続を迅速に実施します。
• 同僚や部下の心身の健康状態に配慮し、お互いが快適に働ける職場環境づくりに努めます。

会社との利害衝突の禁止

会社の製品・サービスと競合するものを販売する等、会社と利害関係の衝突を起こすような活動に関わりません。

情報の管理

• 秘密情報は会社の重要財産であることを認識し、秘密として厳重に管理し、社外に漏洩せず、また定められた目的以外には使用しません。
• 秘密情報を社外に開示する場合は、秘密保持契約を結ぶ等、必要な措置を講じます。
• 退職時には秘密情報をすべて会社に返還すると共に、退職後といえども、秘密情報を漏洩せず、またいかなる目的にも使用しません。
• 業務上知りえた個人情報については、正当な目的以外に利用せず、また漏洩がないように適切に管理します。

会社資産の適切な使用

会社のコンピュータ、製造器具、備品その他の資産は、業務目的にのみ使用し、破損、紛失、盗難等を防ぐよう適切に取り扱います。

知的財産権の保護

• 会社の知的財産権は、会社の重要財産であることを認識し、これらを適切に利用すると共に、その権利の保全に努めます。
• コンピュータソフトの無断コピー等、第三者の知的財産権を侵害するような行為は行いません。

附 則

本基準の運用

• 本基準は、サカタインクスグループのすべての役員および社員（社員に準ずる者を含みます）を対象としています。
• 本基準に定めのない事項についても、本基準の精神に則り、しかるべき判断を行うものとします。

本基準の改定

• 本基準は、社会情勢の変化等により、必要に応じ改定します。

本基準に関する相談・通報窓口

• 本基準に違反する行為あるいは違反のおそれのある行為について発見した場合、またはみずから行った場合は、速やかに所属長に相談するか、または内部通報制度（設置されている場合は）を通じて報告するものとします。なお、相談者・通報者は、相談・通報したという事実を理由とした不利益を受けることはありません。

罰則

本基準に違反する行為をした者や本基準違反を放置した者については、就業規則等に基づいて厳正な対処を行うことがあります。