コンプライアンス
Compliance
当社が社会から信頼され、必要とされる企業として持続的な成長をしていくために、国内外の法令を遵守し、社会規範、企業倫理に則った公正で誠実な企業活動を実践しています。
リスク・コンプライアンス委員会
リスク・コンプライアンス委員会では、当社のリスク管理推進および当社の経営理念、倫理規範および遵法精神に基づく企業行動の徹底を目的として、リスクおよびコンプライアンスに関する課題・対応策の協議・承認を行っています。
倫理行動基準
倫理行動基準には、社員一人ひとりが、良識ある行動を実践するために、当社としての価値観、倫理観を示し、「単に法律などで決められている事項だけを守ればよいのではなく、当社が社会から求められていることは何かを考えたうえで、より高い意識を持って、行動するべきである」という考え方を盛り込んでいます。
情報開示方針
当社は、適時適切に情報を開示し、広報・IR活動を通じて、株主、投資家、顧客、地域社会等のステークホルダーの皆様とのコミュニケーションの充実を図り、良好な関係構築に努めています。
腐敗防止
当社では、サカタインクスグループ腐敗防止基本方針において、贈賄および収賄、横領、背任、談合等の腐敗行為を禁止するルールを定め、社員に対して啓発を図り、またグループ各社にて内部監査を実施して、遵守状況を確認しています。また、監査結果につきましては、代表取締役 社長執行役員、常勤監査役、担当役員、関連部門等に適時報告するとともに、定期的に取締役会、監査役会およびリスク・コンプライアンス委員会にも報告しており、高リスクな業務においても腐敗行為を注視しております。
なお、ウェブサイトで広く公開している当社の調達ガイドラインにおいても、「不適切な利益供与と汚職・腐敗防止」を記載し、サプライチェーンにおけるデュー・デリジェンスを実施する際にサプライヤーに配布、理解状況を確認するなど、サプライチェーン上の腐敗防止にも取り組んでおります。
内部統制委員会
内部統制システムの整備の状況
当社は、2006年5月18日開催の取締役会にて決議した「内部統制システムの整備に関する基本方針」に基づき、内部統制システムの整備に関する活動を推進しています。
そして、2011年4月1日からは「内部統制委員会」が、これまでの各種体制・取り組みについて改めて総合的に検証を行い、さらなるレベルアップを図るための諸施策の企画・立案および運用を推進しています。
内部統制委員会の下部組織として、「全般統制部会」「業務処理統制部会」「IT統制部会」の3つの部会を設置し、各部会において諸施策を実施しています。
なお、内部統制システムの整備・運用状況は、内部監査室により独立的評価が行われています。
内部通報制度「インクス・ヘルプライン」の設置
通報者の保護を重視しながら、違法行為の抑制と、問題発生時の早期把握・解決を図っています。この制度には、社員や組織が法令や会社のルールに違反する行動をとっていることを知った場合の「通報」を受け付ける機能と、自分や組織の行動に関し倫理行動基準に照らし合わせて疑問に思うときや、上司に相談しにくい場合に「相談」を受け付ける、二つの機能があります。
法務ニュースの掲載
社内メールシステムには、「法務ニュース」を掲載しています。ここでは基本的な法律知識の解説や、知っておくと便利な情報を提供することで、社員のコンプライアンス意識の向上を目指しています。なお、社員によるインサイダー取引の未然防止については、法務ニュースで発信するとともに、東京証券取引所発行のインサイダー取引規制の解説用冊子を社員に配布し、注意喚起しています。
個人情報の保護
当社は、お客様および当社に個人情報を提供されるすべての方の個人情報の重要性を認識し、これらを適切に取り扱い、その保護の徹底を図るため、「個人情報保護方針」(2005年4月制定)を定めています。
【個人情報の取り扱いについての基本的な考え方】
- 個人情報に適用される「個人情報の保護に関する法律」その他の関係法令を遵守するとともに、一般に公正妥当と認められる個人情報の取り扱いに関する慣行に準拠し、適切に取り扱います。また、適宜、取り扱いの改善に努めます。
- 個人情報の取り扱いに関するルールを明確にし、社員等に周知徹底します。また、取引先等に対しても適切に個人情報を取り扱うように要請します。
- 個人情報の取得に際しては、利用目的を特定して通知または公表するとともに、その利用目的に従って個人情報を取り扱います。
- 個人情報の漏えい、紛失、改ざん、誤用等を防止し、適切な管理を行うために必要な対策を講じます。
- 保有する個人情報について、お客様ご本人からの開示、訂正、削除、利用停止等の依頼があった場合は、適切に対応します。